超音波検査 エコー検査

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「キレイな画像よ 出て来いっ!!」 その2


 ついこの間、ようやくサッカーW杯が終わったと思ったら、
 先日はゴルフの全英オープン。


 スポーツ好きの人は、しばらく寝不足状態が続いたのでは
 ないでしょうか?


 しっかし、サッカーもゴルフも、世界のトップレベルとも
 なると、ものすごい技術ですよね。


 ギリギリの競り合いの中で、ディフェンダーやゴールキーパー
 の間に見つけた「ほんの僅かな隙間」にボールを蹴り
 込んだり・・・


 強風の中で、百何十ヤードも先の点へ向かってピンポイント
 にボールを打ったり。。。


 ビックリです @@;


 本田選手も遼クンも、どんだけの技術と精神力なんだろ〜??



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 エコーもサッカーやゴルフのトッププレイヤーまでとはいい
 ませんが、同じような技術が必要かもしれませんね。


 良い検査・正しい診断をしたかったら、知識や経験とともに
 大切なのは「キレイな画像を出せる技術」。


 そして、エコーでキレイな画像を得るには、ピンポイントに
 ほんの僅かな隙間へ超音波ビームを入射できるかがキモとな
 ります。


 もちろん、そのちょっとした隙間が、すごく広い患者さんも
 いれば、非常に狭い方もいます。


 また中には、ちょっとした隙間さえない方もいます。


 この限られたごく僅かな隙間を一瞬で探し出せるようになると
 キレイな画像が短時間で得られるようになりますから、効率良
 く、そして正確な検査・診断につながりますよね。




 ▼ 「キレイな画像よ 出て来いっ!!」 その2

 
 じゃあ、僅かな隙間にビームを通すにはどうしたらいいの?


 ひとつは、「とにかく探す」こと ^^;


 自分が動き回って場所を変え、ゴールとの間にディフェンス
 がいない隙間を探してみる。


 いつまでもずっと同じ場所にいては、隙間を探し出すことは
 できません。 動き回って色んなところから超音波ビームを
 入射してみてはいかがでしょうか。


 このとき、大きくプローブを動かしながら探すことも大切で
 すし、数ミリ単位でちょっとずつ移動しながら探してみたり
 もします。



 そして、もうひとつ。


 隙間を「意識的に作り出す」。。 



 ・・・ん? どういうこと?



 サッカーでいうところのディフェンダーやゴールキーパーに
 どいてもらうんです ^^


 いろいろと方法はあるとは思いますが、まさかフェイントを
 かけたり、パスを回して動かすわけにもいきません。


 サッカーやゴルフではルール違反ですが、邪魔するものを押
 し退けるのも一つの手ですが、体位を変えてみたり、呼吸で
 動く部分であればそんなことを試したりします。


 あ、味方をうまく利用して作り出すのもいいですね!



 こんな感じで、ぜひ隙間を見つけ出したり、作り出したりしな
 がら、その隙間へ超音波ビームを上手に通してみてください。


 きっとキレイな画像が出てくると思いますよ♪


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| echo | 超音波検査 | 15:00 | - | - |
し、師匠〜!!

 「おい、お前」


 「今、ちょっときれいに出せた思うて、満足しとったろ」


 「顔、ニヤけてたで」


 「でも、ダメダメや」


 「画面からなくなってまうの コワ〜なって、手ぇ ガチガチに

  なっとるやないか!」


 「ほら!  そこ、ちゃんと見たんか?」


 「いっつも端っこまで見ろ ゆーてるやろ!」


 「あとな、コワがらんと、もっと手を動かしーや」


 「色んなとっから見なアカンで!!」


          ・

          ・

          ・



 冒頭の言葉を師匠から浴びせかけられた新人君は、その後コツコツと
 努力を重ねて、今や立派に独り立ちしています。



 もうすでにベテランの域に達してはいるのですが、いまだに「この頃
 教わったことが役立っている」と、師匠には大変感謝しているそうで
 す。



 彼が師匠からよく叱られた部分は3つ。



 ○「端っこまでちゃんと見なアカン」


  ○「色んなとこから見なアカン!」


 ○「いらんことで時間無駄にすな! アホ!!」


 だそうです。。 ^^;



 1つ目の「端っこまでちゃんと見なアカン」ですが、これはもう、
 エコーは装置が画像を勝手に出してはくれませんからね〜。



 やっぱり自分で超音波を端まで向けてあげなくちゃなりません。



 よく最初の頃に「振りが甘い」とか「見えなくなるまで振りなさい」
 なんて教えられるところだと思います。



 これは、いわゆるピットホールをなくすため。または、そのような
 意識を持って検査にあたるために必要なことですね。




 そして、次のポイントも、すごく大切ですよね〜。


 「色んなとこから見なアカン (−−メ 」



 エコーは「多方向から観察しましょう」と本には書いてありますが、
 その「本当の意味を理解している方」と、「そうでない方」では、
 検査の内容に相当大きな差が出るんじゃないでしょうか。。



 そう・・・。



 あまり意識されていないかもしれませんが、エコーはできるだけ
 色々なところから見ることがとっても大切なんです。




 3つめ。。


 「いらんことで時間無駄にすな! アホ!!」


 こ、これは・・・


 たぶん、私の推測ですが、いわゆる基準値や正常値といわれる
 数値だけに、こだわり過ぎたのでは? と推測します。



 エコー本来の目的や役割といった基本的な部分を履き違えてしまう
 と、不要なことに時間を費やしてしまいがちです。



 十分に気をつけましょう ♪
| echo | 超音波検査 | 16:05 | - | - |
消化器エコー問題集
消化器領域の認定を受ける方に!


消化器超音波検査の問題集が出てました。


肝・胆・膵・脾・消化管のエコーに関する解剖や疾患の知識、
エコー画像、ドプラ、造影、超音波サイン等の問題が盛り沢山
です。


日常の検査に役立てるという使い方もいいし、超音波検査士
認定試験受験時の学習にも適しています。


設問数は62問で、各問題に解答と解説が付いています。 


消化器超音波検査問題集

| echo | 超音波検査士 | 22:19 | - | - |
頚動脈エコーのコツ

 実は頸動脈エコーの「コツ」っていっても同じ超音波検査です
 から、あんまり「コレ」っといったものはなく、他の領域のコ
 ツと何ら変わりありません。


 しいていうなら、複雑な構造をしている浅い領域の検査という
 こと、そして、超音波ビームに対して直交方向に走行している
 血管にドプラを使わなければならないということでしょうか。。



 頸部血管はプローブに近い部分の検査になりますから、高周波
 のリニアプローブを使用するのはいいと思います。最近は周波
 数を切り替えられる機種がほとんどですから、首の太い方や、
 ちょっと深い血管を検査する場合には適宜調節が必要ですね。


 その他にも最低限GAINやSTC、FOCUSくらいは調節
 しながらやらないと良い画像は得られません。


 ということで、装置の設定や調節はすごく大事です。



 次に、頸部は意外に複雑な構造をしていますから、プローブと
 血管の間には反射の強い構造がたくさんみられます。


 これが超音波を減衰したり、アーチファクトの発生源になってい
 たりしますので、超音波の入射位置と角度、距離なんかもすごく
 重要ですね。




 そんなこんなで、「頸動脈エコーのコツ」を一言でいうならば、
 





 「力を抜く」 ?( ̄□ ̄;)






 でもね、よく「プローブの振り方や押し加減は?」と聞かれたり
 するのですが、計測をするにしてもドプラを使うにしても、まず
 Bモード画像がキレイに出せなければ装置の調節や使い方、技術
 云々以前の問題です。


 何でBモードが大切なのかというと、計測するにしてもドプラを
 使うにしても、もともとは同じような原理を使っていますから、
「きれいなBモード = 正確な計測ができるかも」という理屈です。
 

 そして、きれいなBモードを出すには、まず「力を抜く」ことが
 第一歩になるんじゃないかと。。



 これができれば、あとはアーチファクトの少ない画像を得るには
 どうすればよいか?分解能の高い画像はどうすれば出せるのか?


 超音波の基礎や原理の知識があれば簡単に考えつくことです。



 つまり、「プローブの振り方や押し加減は?」が入口ではなく、
 何をしたいのか?( = こうしたい!という目的)に対して
「プローブの走査や押し加減」が決まってくる。


 プローブの使い方は出口です。


 ここを間違えて「頸動脈の押し加減はこう!」「スキャンはこれ
 を使いましょう」と逆から考えても、教えられても次につながり
 ません。違う患者さんを検査すると、すぐに「お手上げ」状態に
 なってしまうんじゃないかな〜と思います。



 ということで、頸動脈エコーが上手くできないって方は、画面に
 夢中にならず、そして指が白くなるほどギュっと握らず、まずは
 力を抜いてみましょう。


 その上で良い画像が得られない場合は、それがアーチファクトに
 よるものなのか? それとも装置の設定がいけないのか? また
 は、単に遠いだけなのか?



 原因に対処しましょう。 



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 ☆ やさしく理解 超音波の基礎原理


 そろそろ原理や基礎の勉強を始めようとしてはみたものの、難解
 な専門用語に手こずってしまっている、また何から勉強をしたら
 よいのかわからないという方に!


 超音波の基礎に出てくる専門用語の意味や原理の勉強方法、大切
 なポイントなどを「物理が苦手だった臨床検査技師」が初学者の
 視点でわかりやすく、一から解説します。


 次回:平成22年6月20日(日) 10:00−16:00
 ⇒ やさしく理解 医用超音波の基礎 

| echo | 超音波検査 | 22:11 | - | - |
悩んでいても・・・
エコーをやっていると、悩みが尽きないというか、皆さん本当に
困ることがたくさんあるんじゃないかと思います。


単に「うまくできない」とか、「きれいな画像がでない」という
ようなことからはじまって、そもそも「何から取り組んでいいか
わからない」、「解剖と画像がイメージできない・一致しない」、
「装置の設定や調節はどうやるの?」、「レポートの書き方は?」
見た感じ「正常じゃないのはわかるけど、一体なんだろう?」


・・・。
 

もう、悩みや疑問が次から次へと出てきます。


本を見たり読んだりして簡単に解決できることはいいのですが、
本にも載っていないこととなると、もう誰かに頼らざるを得ない
わけです。


近くの先輩やエコーに詳しい方から「なるほど!」という解答が
得られれば先に進むこともできますが、なかなか理解に苦しむケ
ースや、そもそも教えてもらえる先輩がいない場合には、悩みや
疑問は、ずーっと「うやむや」なままになってしまいがちかもし
れません。


そうなるとちょっとやっかいで「不安を抱えたまま検査に臨む」
という日々が続いてしまいます。


不安を抱えたまま検査に臨むってことは、やっぱり質の高い検査が
提供できていないということにもなりますから、やっている方とし
てもストレスが溜まりますし、もちろん患者さんにとっても決して
良いことではありませんよね。



オリンピックの選手じゃないですが、超音波検査も早く上達する
ためには、やっぱり良い指導者なりコーチは必要だと思います。


近くに指導者やコーチがいなければ、自分から外に出ていく他
ないですが。。


学会や勉強会、講習会等が今はたくさん開催されていますので、
できるだけ色々な方の話を聞くといいですね。


身近に良い指導者やコーチがいたとしても、多くの方の話を聞い
たり、指導を受けることは、本当にすごく為になります。


例え同じことであっても、人それぞれにエコーに対する「考え方
や感じ方、話し方」、そして「身につけてきたテクニック」等が
違っていたりしますから、話や解説、指導する切り口も大きく違
ってきたりします。


今まで本を読んだり、先輩に教わってみたものの、どうもうまく
理解できなかったことが、ある日講習会に行ったことで「あっけ
なく解決した」ということもよくあることです。


私自身、学会や講習会でのたった一言で「あっ、そういうこと!」
今までの悩みは何だったんだろうと思うほど、目の前の霧が一瞬で
晴れたりする経験(「目から鱗が落ちる」ともいいます^^)を
何度も味わってきました。


ここに来てなかったら「ずっとあのままだよな〜」 ですね ^^;


まあ、できれば、くだらない遠回りはしたくないし、無駄に悩み
続けることも避けたいものです。


「急がば回れ」という言葉がありますが、必要のない回り道を好ん
で進むこともないですよね。


ということで、エコーで悩みや困っていることがある方は、近道を
ぜひ見つけてみてください。

超音波セミナー 
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